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今さら、3/24定期演奏会

今さら、3/24定期演奏会_c0035012_23551991.jpg仕事も、ややすっきりしたところで、以前から書きたかった
「大阪センチュリー交響楽団 第109回定期演奏会」のレポート。

実は、常任指揮者であった金聖響氏の常任最後の演奏会
ってことを2~3日前まで知らなくて、結構ショック受けてました。
ま、でも国内のあちこちで演奏会をされるようなので、一安心。
(活動が海外に移る、という話があるようなので・・・)

プログラムはベートーヴェンの
プロメテウス
田園
運命

金氏、いつもは学生服みたいな指揮者用の上下が定番ですが、今回は燕尾!
常任最後ということの、ご挨拶みたいなもんなんでしょうか?

今回、何がすごかったって、交響曲第5番!
「運命」ですよ。「運命」
何回も聴いてる曲だし、あまりにも有名な曲だから、今さら・・・って感じなもんですが、
「運命」ってこんな曲でした?こんなすごい曲でした???
今まで私が聴いてたのは何だったのかな~って。
第4楽章なんて、感動で鳥肌たってしまいました。

金氏が取り組んでいる「ピリオド・アプローチ」という演奏法は、
「原曲にもどる」というのがベース。

曲が作られて何百年とたつうちに
演奏法やテンポなどが随分変化してきているそうです。
それはそれで、大演奏家の方々の名演奏としてすばらしいんだけど
じゃあ、原曲はどうだったのか。作曲家が表現しようとした曲とはどんなものだったのか
ということで、近年「ピリオド・アプローチ」という
原曲に立ち返る演奏を目指す動きが盛んなんだそうです。
ピリオド~で演奏される曲は、
テンポが速く、力強い。躍動感があって、とても鮮明。
だからベートーベンなんかは、本当にカッコイイ曲になります。

次は、5月のモーツァルト。
さてさて、どんな演奏になるのか
とっても楽しみデス。
by getoo | 2006-04-13 23:57 | 音楽